2014年8月22日金曜日

忙しさを上手に手放す思考術

歳をとるにつれて仕事を減らすのがよいと考えているのに、頼まれごとを断れず、ついつい仕事が増えている。この状態を打開したいと願っているからだろう、品川駅構内の書店に入った瞬間に『忙しさを上手に手放す思考術』(本間正人 クロスメディア・パブリッシング 2014年 初版)が目にとびこんできた。すぐさま購入し、品川駅から名古屋駅までの車中で読んだ。

この本を読みながら、私は何をするのがよいかを思いめぐらせた。

他人からの頼まれごとのうち、私しかできないことと他人でもできることを区別する。そして、他人にできることは丁重にお断りする。これだけでも、忙しさを手放すことができるはずである。

これまで頼まれごとを断れなかったのは、他人に私の価値を認めてもらいたいという願望があったからであろう。私の価値を認めてほしいという願望を断つことが、残された人生を自分のために過ごす第一歩だと強く感じた。

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