2014年6月3日火曜日

心を整える。

3年生を対象とした授業(コーチング科学A)では、毎時間、授業の初めにコーチングに関する本を紹介することにしている。6月2日の授業では、長谷部誠著『心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣』(幻冬舎)を紹介した。この本の出版は2011年であるが、いま読んでもコーチングに役立つ知恵を数多く学ぶことができる。

私が学生にとくに学んでほしいこととして、この本に書かれている次のことをあげたい。

01.意識して心を鎮める時間を作る。
03.整理整頓は心の掃除に通じる。
05.マイナス発言は自分を後退させる。
11.孤独に浸かるーひとり温泉のススメ-
14.苦しいことは真っ向から立ち向かう。
15.真のプロフェッショナルに触れる。
20.注意は後腐れなく。
25.群れない。
29.常に正々堂々と勝負する。
32.努力や勇気はひけらかさない。
33.読書は自分の考えを進化させてくれる。
34.読書ノートをつける。
36.夜の時間をマネージメントする。
38.遅刻が努力を無駄にする。
40.ネットバカではいけない。
41.常に最悪を想定する。
44.他人の失敗を、自分の教訓にする。
47.迷ったときこそ、難しい道を選ぶ。
50.自分の名前に誇りをもつ。
51.外見は自分だけのものではない。
53.正論を振りかざさない。

この本の内容は、学生たちが大学生活を営むために必要な考え方、行動の仕方などを示してくれる。同時に、この本に書かれていることは、コーチングの基礎をなす重要なことだと思う。コーチングを学ぶ学生たちには、ぜひ読んでほしい本である。