2013年7月14日日曜日

フォロースルーはたいせつ

野球の投手は、ボールが手から離れたあとも腕を振り抜く。この動作を「フォロースルー」という。フォロースルーは、テニスのサーブでもサッカーのキックでも行われる。

速いボールを投げるためには腕を高速度で振り抜かなければならない。高速度で動く腕は勢いが大きいために、肩のまわりの筋肉に過度な負担をかけることがある。ときには肩の障害を起こす。こういった障害を防ぐには、腕を振り抜くとき伸ばされる肩関節のうしろ側の筋肉を収縮させて、腕を減速させることが必要となる。フォロースルーは、このような減速をおこして障害を予防するための重要な時間だといえる。

もちろん、急な減速も障害の原因となる。腕に大きな加速を与え、しかも障害防止のために適度に減速する技術が必要である。そのためには、どのような練習をすればよいのか。いかなるトレーニングがよいのか。いつか、その答えを見つけたい。

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