かげの独り言
~けがの功名~
私は、けがや病気をあえて引き起こそうなんて気持ちは、これっぽちもありません。しかし、けがをしたり病気になったときは、何か得した気分になることがあります。
6日前に、愛犬を抱きかかえてうしろ向きに足を踏み出したとき、ベッドの脚にかかとをひっかけて、尻から落ちてしまいました。痛みからして右側の坐骨の先端を傷めたようです。痛みは軽くなりましたが、体重を坐骨で受けて座ることは、まだできません。
こういう状態になっても、仕事やトイレで座る姿勢をとらなければならないことがあります。傷める以前のように座るわけにはいきません。痛めた坐骨に体重をかけないように、座る姿勢やクッションなどの利用方法をあれこれ工夫することになります。
「両足を横に広げて座ると楽だな」、「クッションを太ももの中央部にあてて座ると痛みを感じない」などと、これまで経験したことのない座り方を発見すると「怪我してよかったな」と思えてきます。
こういう経験を「けがの功名」というのでしょうか。
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