運動も偏食はダメ
偏った栄養摂取が好ましくないように、健康づくりのための運動も偏ってはいけない。
呼吸循環器系の働きをよくするためには、ウォーキングのようなエアロビクスを行うのが効果的である。筋肉や骨を強く太くするには、ウェイトトレーニングがよい。筋肉や腱の柔軟性は、筋肉や腱を伸展させるストレッチングによって高められる。1つの運動だけであらゆる効果を引き出すことはできない。そのように運動はできている。
三大栄養素があるように運動にも三大運動がある。それは、前に述べた”エアロビクス”、”ウェイトトレーニング”、”ストレッチング”である。
健康づくりのために運動を行うときには、1つの運動だけに偏らないで三大運動を行うように心がけなければならない。
それにしても、1つの運動だけであらゆる効果を得られるものと誤解している人が多い。万能薬のような運動はない。エアロビクス、ウェイトトレーニング、ストレッチングのそれぞれの特性を化学反応させなければ、ほんとうの健康体はつくられない。
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